【トイプードル】ブラシの痛くない選び方とブラッシング方法まとめ

トイプードルの被毛はふわふわで美しい反面、毛玉ができやすいので日常的なブラッシングが必要です。

しかし、正しい道具や方法を選ばないと、愛犬が痛みを感じたり、ブラッシングを嫌がってしまうこともあります。

シリコンブラシは痛くないブラシとして知られていますが、トイプードルのような毛玉ができやすい犬種では、硬さが足りず不十分なことも。

おすすめは、柔らかいソフトタイプのスリッカーブラシで、正しい使い方に注意することが重要です。

本記事では、トイプードルに最適なスリッカーブラシのおすすめや使い方、コームのおすすめ商品を詳しく紹介しつつ、ブラッシングの頻度やスリッカーブラシを嫌がる場合の対策についても解説します。

愛犬が嫌がらない快適なケアを行い、健康的な被毛を保つための情報をお届けします。

記事のポイント

・トイプードルに痛くないブラッシング方法や道具の選び方
・スリッカーブラシのおすすめ商品と正しい使い方
・コームのおすすめ商品と仕上げに使う方法
・スリッカーブラシを嫌がる場合の対策方法

トイプードルのブラシで痛くない方法

必須のブラシはスリッカーブラシとコーム

トイプードルのブラッシングには、基本的に「スリッカーブラシ」と「コーム」が必要です。

この2つを揃えることで、愛犬の被毛を痛めずにケアでき、トリミングサロン帰りのようなふわふわな仕上がりに近づけることができます。

スリッカーブラシの役割

スリッカーブラシは、特に毛玉や絡まりを解消するために役立ちます。トイプードルのようにくるくるとした巻き毛を持つ犬種では、毛が絡まりやすいため、このブラシは必須です。

スリッカーブラシを使うことで、毛の絡まりをスムーズに解き、被毛を整えることができます。

また、定期的に使用することで毛玉の予防にもなります。

コームの役割

コームは、ブラッシングの仕上げに使用するアイテムです。

スリッカーブラシで解ききれなかった細かな毛玉や絡まりをチェックし、被毛をきれいに整えることができます。

特に顔周りや足先など、細かい部分のケアに適しています。

獣毛ブラシやシリコンブラシもおすすめ！

余裕があれば、獣毛ブラシやシリコンブラシを使うことで、さらに快適なブラッシングが可能になります。
獣毛ブラシは、柔らかく肌触りが良いため、スリッカーブラシを嫌がる犬でも使いやすいのが特徴です。特に、皮膚に優しくマッサージ効果があるため、日常のケアにも最適です。

一方、シリコンブラシは柔らかく、毛玉や抜け毛を優しく取り除くのに適しています。
シャンプー中にも使用できるため、入浴時のケアに取り入れると便利です。毛が絡まりやすいトイプードルでも、痛みを感じさせずにブラッシングができるので、敏感な部分や普段のケアに役立ちます。

スリッカーブラシのおすすめ

スリッカーブラシには、硬さや形状が異なるさまざまな種類がありますが、トイプードルにおすすめなのは「ソフトタイプ」のスリッカーブラシです。

ソフトタイプは、皮膚に優しく、愛犬に痛みを与えにくいため、嫌がられずにブラッシングできます。

ショーテックススリッカー ソフト

このスリッカーブラシは、トイプードルの繊細なくるくる巻き毛に最適なプロ仕様のアイテムです。

柔らかいくの字ピンが、デリケートな皮膚を傷つけずに絡まりをスムーズに解きます。軽量で持ち手が長いため、飼い主さんの手首への負担も軽減。

これにより、トリミングサロン帰りのようなふわふわな仕上がりを自宅で簡単に実現できます。トイプードルの美しい毛並みを毎日手軽にケアできる、理想的なブラシです。

SanMoriスリッカーブラシ

このスリッカーブラシは、60°に曲がったステンレス製の針が毛にフィットし、もつれや絡まりを優しく解消します。

丸頭のビーズが付いたピンで、皮膚を傷つけることなくブラッシングできるので、トイプードルの柔らかい肌にも安心です。

また、滑りにくいグリップで、手首に負担をかけずに快適にケアができるため、毎日のブラッシングがより簡単に行うことができます

スリッカーブラシの使い方

スリッカーブラシは、トイプードルのくるくるした被毛を整えるために欠かせないアイテムです。

使うときは、まずブラシの柄を軽く持ち、力を入れすぎないことが重要です。力を入れすぎると、犬の皮膚を傷つける恐れがあります。

特にトイプードルは皮膚が敏感なので、優しいタッチでブラッシングしましょう。

スリッカーブラシを使う際は、強く引っ張らず、ゆっくりと優しく扱うことが重要です。

また、毛玉ができてしまった場合は、無理に引っ張ると被毛を傷めてしまいます。毛玉が固い場合は、手でほぐしたり、専用の毛玉取り用アイテムを使うのが効果的です。

コームのおすすめと使い方

トイプードルのブラッシングには、スリッカーブラシとともにコームが欠かせません。

コームは、仕上げやデリケートな部分のケアに最適です。ここでは、トイプードルの被毛に適したコームのおすすめその使い方を紹介します。

岡野ONS高級両目金櫛

この軽量コームは、トリマー推奨の高品質アイテムです。極細ステンレスピンを採用しており、根元から被毛をしっかりと立ち上げるため、トイプードルや猫などのペットの毛を美しく整えるのに最適です。

粗目と細目の2タイプのピンが一体になっているため、毛玉のほぐしや細かな毛のケアまで幅広く対応できます。

コームは適度な重みがあり、使いやすさが特徴。特に、毛玉ができやすい部分のケアや、静電気防止にも優れており、スリッカーブラシとの併用でふわふわの仕上がりが実現します。

コームの使い方

コームは、被毛ケアの仕上げに欠かせないアイテムです。スリッカーブラシで毛の絡まりをほぐした後、コームを使って丁寧にケアすることで、トイプードルの被毛をふわふわで健康的に保てます。

力を入れすぎないこと、敏感な部分は特に注意してケアすることが、犬に負担をかけないコーミングのコツです。

ブラッシングするときに痛くない方法

ブラッシングをするときに、犬に痛みを与えないためには、道具の選び方とブラッシング方法が大切です。

トイプードルのようなデリケートな被毛を持つ犬種には、次のポイントを押さえることで、ブラッシングの負担を軽減することができます。

1. やさしい力加減でブラッシング

ブラッシング時に力を入れすぎると、犬の皮膚にダメージを与えることがあります。

スリッカーブラシを使う際は、ブラシの柄を軽く持ち、力を入れずに毛を優しく解くようにしましょう。

腕の内側にブラシを当ててみて、痛くない程度の力加減で行うと、犬にとっても痛みを感じにくくなります。

2. 毛玉は無理に引っ張らない

絡まった毛玉を無理に引っ張るのは、犬に痛みを与えてしまう原因です。

毛玉ができている場合は、まず手でほぐしてから、スリッカーブラシやコームで慎重に解いていきます。

また、ブラッシングスプレーなどを使うと、毛が滑らかになり解きやすくなります。

3. 毛の流れに沿ってブラッシング

毛の流れに逆らってブラシを通すと、毛が絡まりやすくなり、犬に痛みを感じさせてしまうことがあります。

必ず毛の流れに沿って、ゆっくりと丁寧にブラッシングしましょう。

特にトイプードルは巻き毛なので、無理に逆毛を立てると絡まりやすくなります。

4. 獣毛ブラシやシリコンブラシを使う

ブラッシングを嫌がる犬には、スリッカーブラシよりも柔らかい獣毛ブラシやシリコンブラシを使うと、より優しいタッチでケアができます。

これらのブラシは皮膚への負担が少なく、敏感な犬でも比較的嫌がらずにブラッシングが可能。

日常のケアに加えて、ブラッシングを楽しい時間にするために有効なアイテムです。

トイプードルのブラシで痛くないポイント

毎日ブラッシングしたほうがいい

トイプードルのような巻き毛を持つ犬種は、毎日のブラッシングが推奨されています。

巻き毛は毛玉やもつれが発生しやすく、放置すると皮膚トラブルの原因になります。毎日ブラッシングすることで、被毛を整え、絡まりを防ぎ、健康的な毛質を維持できます。

ブラッシングを毎日行うことで、皮膚への適度な刺激を与えて血行を促進し、毛の健康を保つ効果も期待できます。特に湿気の多い時期や換毛期には、ブラッシングをこまめに行うことで、毛が絡まるのを防ぎやすくなります。

一方で、忙しい日などで毎日の全身ブラッシングが難しい場合は、耳の裏や脇腹など毛玉ができやすい部位だけでもブラッシングするのが効果的です。

これにより、トイプードルの被毛のもつれやすい部分をケアし、痛みやストレスを減らせます。

シリコンのブラシは痛くない？

シリコンのブラシは、特に敏感な犬やブラッシングを嫌がる犬に向いているブラシです。

シリコン素材は非常に柔らかく、犬の皮膚や被毛に優しく接するため、通常のブラシよりも「痛くない」使用感が得られます。特に、皮膚が敏感な犬や、スリッカーブラシを怖がる犬にとって、シリコンブラシはストレスの少ない選択肢です。

シリコンブラシは、皮膚に優しいだけでなく、軽く撫でるように使うことで快適なブラッシングが可能です。柔らかいブラシの先端が、デリケートな顔周りや耳の裏などに負担をかけず、気持ちよくブラッシングを受け入れてもらえるでしょう。

ただし、シリコンブラシは毛玉や絡まりを解くにはあまり効果的ではないため、普段の軽いケアやマッサージ効果を期待する場面で使うのが適しています。

また、シリコンブラシは水洗いできるため、シャンプー中の使用にも便利です。シャンプー時に使用することで、泡を立てながら被毛をきれいにし、優しくマッサージすることができます。

スリッカーブラシを嫌がる場合の対策

トイプードルの被毛ケアにはスリッカーブラシが重要ですが、犬によってはこのブラシを嫌がることがあります。

その場合、嫌がる理由を理解し、適切な対策を取ることでブラッシングがスムーズに進むようになります。

対策については以下の通りです。

これらの対策を講じることで、犬がスリッカーブラシに対する恐怖心を減らし、少しずつ慣れていくことが可能です。

まずはブラシに慣れるところから始め、少しずつ体に触れさせるなど、段階を踏んでいきましょう。ブラッシング中にご褒美を与えると、犬がポジティブな体験と結びつけやすくなります。

また、敏感な犬には先ほど紹介したようなソフトタイプのスリッカーブラシを使用することで、皮膚への負担を軽減できます。
>>おすすめのスリッカーブラシをもう一度見る

毛をふわふわにするにはどうしたらいい？

トイプードルのふわふわの被毛を保つには、日々の丁寧なケアが重要です。

適切なブラッシングやドライヤーの使い方、専用アイテムを活用することで、サロン帰りのような美しい毛並みを維持できます。

以下のポイントを意識することで、ふわふわ感を引き出すことができます。

毎日のブラッシング

毛玉や絡まりを防ぐためには、スリッカーブラシを使って日々のブラッシングを行い、コームで仕上げます。
根元から優しくブラッシングすることで、毛に空気が入り、ふわふわ感が出ます。

シャンプー後の正しい乾かし方

ドライヤーで乾かす際、毛の根元から冷風を送り込むようにすると、毛が立ち上がりやすくなり、ふわふわな質感が生まれます。

ブラッシングスプレーの使用

スプレーを使用することで静電気を防ぎ、毛のまとまりを良くしつつも自然なボリュームをキープできます。
これにより、スムーズなブラッシングが可能になり、ふわふわの状態を保てます。

定期的なトリミング

トイプードルの被毛は伸び続けるため、定期的なトリミングで毛の長さを均一に保つことで、全体のふわふわ感をキープできます。

これらのケアを継続することで、トイプードルの被毛を美しく、ふわふわな状態に保つことができます。

トイプードルをふわふわにする方法については、下記の記事で深堀りしています。
>>トイプードルをふわふわに！誰でもできる基本のケア方法とコツを紹介

ペットティーザーの口コミと評判

ペットティーザーは、タングルティーザーのペット用として開発されたブラシで、犬の被毛を優しくケアできることが特徴です。

特に、毛の絡まりやすいトイプードルなどの犬種にも人気があり、ブラッシング時の痛みを軽減できる点が評価されています。

以下は、ペットティーザーに関する口コミをまとめたものです。

全体的に、ペットティーザーは犬の皮膚や被毛に優しいブラッシング体験を提供する製品として評価が高いです。特に、デリケートな犬や敏感な部位のケアに適しているとされています。

軽い絡まりや毛の手入れには最適ですが、頑固な毛玉や広範囲のブラッシングには別のブラシとの併用が推奨されることもあります。

それでも、犬が嫌がらずに使える点や、快適な使い心地が人気の理由です。

トイプードルのブラシで痛くないポイントについて総括

記事のポイントをまとめます。