シンパリカトリオとネクスガードスペクトラを6項目で徹底比較！

このような方も多いのではないでしょうか。

どちらもフィラリア予防やノミ・ダニ駆除の「オールインワンタイプ」として人気の薬剤ですが、異なる点としては、

この4点です。

この記事ではシンパリカトリオとネクスガードスペクトラの効き目、成分と安全性、効果が出るまでの時間、種類、価格などに関する6項目を詳細に比較・解説します。

この記事を読めばシンパリカトリオとネクスガードスペクトラの違いを理解でき、愛犬に合うお薬を決めることができます。

またお得に購入できる最安値での購入先についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

記事のポイント

・シンパリカトリオとネクスガードスペクトラの違い
・シンパリカトリオとネクスガードスペクトラの比較
・シンパリカトリオとネクスガードスペクトラの種類とお得な買い方
・ノミダニ、フィラリア予防薬の基本情報

シンパリカトリオとネクスガードスペクトラの詳細を比較

効き目の比較

まずは効き目にについて比較します。

特徴	シンパリカトリオ	ネクスガードスペクトラ
対象寄生虫	フィラリア、ノミ、マダニ、回虫、鉤虫	フィラリア、ノミ、マダニ、回虫、鉤虫、鞭虫
効果の持続期間	約1ヶ月	約1ヶ月
主な成分	サロラネル、モキシデクチン、ピランテル	アフォキソラネル、ミルベマイシンオキシム
メーカー	ゾエティス	ゼノアック

シンパリカトリオとネクスガードスペクトラは、どちらも迅速にノミ・マダニを駆除し、フィラリア予防が可能です。

主な違いは、成分によりそれぞれが対象とする寄生虫の種類にあります。

シンパリカトリオはフィラリア、ノミ、マダニ、回虫、鉤虫を駆除するのに効果的で、特に内部寄生虫への効果が特徴です。

一方、ネクスガードスペクトラはこれらの寄生虫に加えて鞭虫にも効果があります。

どちらの薬も1ヶ月間効果が持続し、愛犬の健康維持に欠かせないお薬です。

ただし、選択する際には愛犬の体質やアレルギーの有無、そして寄生虫の種類を考慮することが重要です。

効果が出るまでの時間と持続期間の比較

次に効果が出るまでの時間や持続期間について比較します。

対象	シンパリカトリオ （効果が出るまでの時間）	ネクスガードスペクトラ （効果が出るまでの時間）
ノミ	約4時間以内	約30分で効果開始、8時間で完全駆除
マダニ	約4時間以内	約48時間以内に駆除
フィラリア予防	投与後1ヶ月間有効	投与後1ヶ月間有効
内部寄生虫駆除	投与後即効性あり	投与後即効性あり

シンパリカトリオとネクスガードスペクトラを選ぶ際に、それぞれの薬がいかに迅速に効果を発揮し、その効果がどれだけ持続するかは、非常に重要なポイントです。

シンパリカトリオは、投与から4時間以内にノミやマダニに対して効果を示し始め、ネクスガードスペクトラも同様に数時間以内に効果が現れます。
これは、両薬剤が優れた即効性を持っていることを物語っています。

効果の持続期間については、両薬剤ともに一度の投与で約1ヶ月間効果が維持されることが確認されており、これによって愛犬の健康管理における月一回の定期的な投与の重要性が強調されます。

愛犬の生活を快適に保ち、寄生虫による病気から守るために、毎月の投与は欠かせません。

ただし、寄生虫の活動期間は季節や地域によって異なるため、獣医師の指示に従い、年間を通じて適切な予防計画を立てることが肝心です。

成分と安全性の比較

成分と安全性について比較します。

項目	シンパリカトリオ	ネクスガードスペクトラ
主要成分	サロラネル、モキシデクチン、ピランテル	アフォキソラネル、ミルベマイシンオキシム
対象犬種の制限	特になし（ただし、獣医師と相談）	特になし（ただし、獣医師と相談）
使用できる犬の体重	1.25kg以上	2kg以上
特記事項	妊娠中・授乳中の犬への使用は獣医師と相談	てんかんの既往がある犬への使用は慎重に

シンパリカトリオとネクスガードスペクトラは、犬のフィラリア予防やノミ・ダニ駆除に広く利用される薬剤ですが、それぞれに含まれる成分とその安全性には違いがあります。

シンパリカトリオはサロラネル、モキシデクチン、ピランテルの3つの成分を含むことで、フィラリア予防に加え、ノミ・ダニの駆除や回虫、鉤虫などの内部寄生虫の駆除に効果を発揮します。

これに対し、ネクスガードスペクトラに含まれるアフォキソラネルとミルベマイシンオキシムは、同様にフィラリア予防とノミ・ダニ駆除に有効で、さらに特定の内部寄生虫に対する効果も持ちます。

安全性に関しては、シンパリカトリオとネクスガードスペクトラの両方とも、犬への安全性が広く認められているものの、犬の種類や体質、既往症によっては副作用のリスクも指摘されています。

例えば、てんかんの既往がある犬や妊娠中・授乳中の犬への使用は慎重に行う必要があります。

そのため、どちらの薬を選択するにせよ、使用前には獣医師と十分に相談し、愛犬の健康状態や対象となる寄生虫の種類を考慮した上で、最適な薬剤を選ぶことが大切です。

>>動物用医薬品等データベース

種類の比較

シンパリカトリオとネクスガードスペクトラが展開するラインナップには少し違いがあります。

シンパリカトリオ	ネクスガードスペクトラ
1.25～2.5kg未満	−
2.5～5kg未満	2～3.5kg未満
5～10kg未満	3.5～7.5kg未満
10～20kg未満	7.5～15kg未満
20～40kg未満	15～30kg未満
40～60kg未満	30～60kg未満

この表は、それぞれの薬が対応している体重区分を示しています。

シンパリカトリオは、小さな体重の犬から大きな体重の犬まで、幅広くカバーしており、1.25kgから60kgまでの犬に適用できます。

一方、ネクスガードスペクトラは2kgから60kg未満の犬に対応しており、こちらも小型犬から大型犬まで幅広い体重の犬に使用することができます。

適切な薬を選ぶ際には、愛犬の正確な体重を知っておくことが大切です。

体重が区分の境界に近い場合は、獣医師に相談して、最も適した薬を選んでください。

また、体重が変動する子犬や成長期の犬には、定期的に体重を測定し、適切な体重区分の薬を選び続けることが重要です。

このように、シンパリカトリオとネクスガードスペクトラはそれぞれ異なる体重区分に合わせて設計されており、愛犬の健康管理において適切な選択をするための指針となります。

価格の比較：通販サイト最安値うさパラ

シンパリカトリオとネクスガードスペクトラの値段には、購入する通販サイトによって差があります。

今回調査した中で、シンパリカトリオとネクスガードスペクトラの最安値は「うさパラ」でしたので、そちらの価格で比較していきます。

一般的に、ネクスガードスペクトラの方が若干高価な傾向にあることが多いです。

ただ、大量購入や定期購入のオプションを選ぶことで、それぞれの製品をよりお得に購入することも可能です。

そのため、価格だけでなく、製品の特性や必要量を考慮して購入する通販サイトを選ぶことが推奨されます。

シンパリカトリオ

体重区分	1箱（3錠）の価格	2箱（6錠）の価格
1.25～2.5kg未満	5,233円	10,465円
2.5～5kg未満	5,451円	10,901円
5～10kg未満	5,669円	11,337円
10～20kg未満	6,541円	13,081円
20～40kg未満	6,868円	13,736円
40～60kg未満	7,783円	13,842円

ネクスガードスペクトラ

体重区分	1箱（3錠）の価格	2箱（6錠）の価格
超小型犬用（2～3.5kg未満）	6,323円	11,991円
小型犬用（3.5～7.5kg未満）	6,759円	12,754円
中型犬用（7.5～15kg未満）	7,413円	14,063円
大型犬用（15～30kg未満）	7,958円	15,044円
超大型犬用（30～60kg未満）	9,266円	17,551円

値段の比較：動物病院

製品名	通販サイトの平均価格	動物病院の平均価格
シンパリカトリオ	￥6,000〜￥8,800	￥7,500〜￥10,000
ネクスガードスペクトラ	￥7,200〜￥10,900	￥8,500〜￥12,000

動物病院での値段は、通販サイトと比べて高くなる場合が多いです。

一般的に、動物病院で購入する場合は診察費も加算されるため、全体的に価格が高くなりがちです。しかし、動物病院での購入は、専門家による適切なアドバイスや使用上の注意点を直接聞ける利点があります。

また、動物の健康状態を考慮して最適な商品を選んでもらえるため、安全性が高まります。

シンパリカトリオとネクスガードスペクトラのどちらも動物病院で取り扱っている場合がありますが、値段は地域や病院によって差があります。

通販サイトでの購入を考えている方も、一度は動物病院で相談してみることをお勧めします。そうすることで、ペットにとって最適な選択ができるようになります。

シンパリカトリオとネクスガードスペクトラの基本情報

いつから与えるのが効果的？

シンパリカトリオとネクスガードスペクトラは、いずれも生後8週間からの使用が推奨されています。

これは、幼い時期から寄生虫による病気を予防するためのものです。

ただし、体重が特定の基準を満たしていることが使用条件となるため、最初の投与前には必ず獣医師に相談して、愛犬の健康状態や成長段階に適した薬剤を選択してください。

特に、シンパリカトリオは体重が1.25kg以上、ネクスガードスペクトラは2kg以上の犬に適しています。

薬をあげる時期は？

愛犬にフィラリア予防薬やノミ・ダニ駆除薬を投与する適切な時期は、主にその地域の気候や寄生虫の活動期によって変わります。

一般的に、フィラリア予防薬は、蚊が活動を始める前の春先から投与を開始し、蚊の活動が終わる秋口まで継続することが推奨されています。これは、フィラリア病が蚊を介して感染するため、蚊のいない時期には感染のリスクが極めて低いからです。

ノミ・ダニ駆除薬に関しては、これらの寄生虫は一年中発生する可能性がありますが、特に活発になるのは暖かい季節です。

そのため、春から秋にかけての投与が効果的です。ただし、室内環境や地域によっては冬でもノミやダニが発生することがあるため、年間を通しての予防が必要な場合もあります。

いずれにせよ、愛犬の健康状態や、住んでいる地域の気候、そして寄生虫の生態を考慮して、獣医師と相談の上、最適な投与時期を決定することが大切です。

特に、新たに予防薬を始める場合や、季節の変わり目には、愛犬の健康チェックを兼ねて獣医師の診察を受けることをお勧めします。

薬の与え方のポイント

シンパリカトリオもネクスガードスペクトラも、おやつ感覚で食べられるチュアブルタイプの薬です。

このタイプの薬は、食べやすさと美味しさを兼ね備えており、多くの犬が喜んで摂取します。

薬の与え方のコツとしては、食事の時間に合わせて与えるか、あるいは食事の合間のおやつとして与えると良いでしょう。

ただし、犬が薬を飲みたがらない場合は、薬を少し小さく砕いて食事に混ぜて与える、または犬が好む食品に薬を挟んで与えるといった方法が有効です。

いずれにしても、薬を与えた後は犬が完全に飲み込んだことを確認し、万が一吐き出してしまった場合には再度与える必要があります。

食べない時の対処法

もし愛犬がフィラリア予防薬やノミ・ダニ駆除薬を食べない場合、対処法がいくつかあります。

まず、薬をフードに混ぜて与える方法があります。多くの犬は、薬がフードに混ざっていれば、気づかずに食べることができます。ただ、これには愛犬がフードを完全に食べきる必要があります。

また、薬をおやつや好物で包む方法も効果的です。チーズやソーセージなど、犬が好む食材で薬を包んでみましょう。しかし、薬を飲ませる際は、薬が食材の中にしっかり隠れていることを確認してください。

いずれにせよ、薬を飲ませる際は、愛犬が薬を完全に飲み込んだことを確認することが重要です。

使用時の注意点

フィラリア予防薬やノミ・ダニ駆除薬を愛犬に与える際には、いくつかの注意点があります。

まず、愛犬に適した薬の選択が大切です。愛犬の体重や健康状態、アレルギーの有無などに合わせて、獣医師の指導のもと適切な薬を選びましょう。

また、薬を与える際は、指示された用量を守ることが必須です。過剰に与えると副作用のリスクが高まりますし、少なすぎると十分な効果が得られない場合があります。さらに、薬を飲ませた後は愛犬の様子をよく観察し、何か異常が見られた場合はすぐに獣医師に相談してください。

特に新しい薬を初めて使用する際には、愛犬がどのような反応を示すかわからないため、注意深く見守ることが重要です。

総括：シンパリカトリオとネクスガードスペクトラ徹底比較

記事のポイントをまとめます。